お歯黒
物語のなかに1回あらわれることば・ある話の主役の題材
鉄漿(かね)で歯を黒く染めた化粧・習俗。既婚の女性のしるしなどとして、平安から明治初めまで広く行われた。
ことばの由来
鉄を酢などに漬けて酸化させた液(鉄漿)に、五倍子の粉を合わせて歯に塗り重ねた。「はぐろ」「かね」とも呼ばれたとされる。
[参考文献]久下司 『化粧』法政大学出版局/山村博美 『化粧の日本史——美意識の移りかわり』吉川弘文館
この語が息づく話
※ 語の読みは本文の振り仮名から、登場話は本文から機械的に集めています。定義・由来は出典を確かめたうえでそえています。