稗ひえ
物語のなかに5回あらわれることば
米や麦とならぶ雑穀の一つで、やせ地でも育ち、古代から庶民の日常の飯や凶作時の備えとして食されてきた穀物。
ことばの由来
イネ科の一年草で、東アジアで古くから栽培された最古級の穀物のひとつとされる。白い米の飯がハレの日のものだった時代には、粟とともに稗をまぜた飯が庶民の日常食だったと伝わる。語源には冷えや卑(いやしい穀)に由来するとの説もあるが定かでない。
[参考文献]石毛直道 『日本の食文化史——旧石器時代から現代まで』岩波書店/関根真隆 『奈良朝食生活の研究』吉川弘文館
この語が息づく話
※ 語の読みは本文の振り仮名から、登場話は本文から機械的に集めています。定義・由来は出典を確かめたうえでそえています。