牛車ぎっしゃ
物語のなかに4回あらわれることば・ある話の主役の題材
牛に引かせた屋形付きの乗り物で、平安時代の貴族が外出や参内に用いた乗用の車。身分や用途で車の格が分かれた。
ことばの由来
大陸から伝わった牛の引く車が、平安期の宮廷社会で貴人の乗り物として発達したとされる。網代車・唐車など屋形の造りや文様に身分の別があり、乗降の作法も定められた有職故実の一つとされる。「ぎっしゃ」のほか「うしぐるま」とも呼ばれた。
[参考文献]鈴木敬三 『有職故実図典——服装と故実』吉川弘文館/近藤好和 『装束の日本史——平安貴族は何を着ていたのか』平凡社新書
この語が息づく話
※ 語の読みは本文の振り仮名から、登場話は本文から機械的に集めています。定義・由来は出典を確かめたうえでそえています。