几帳きちょう
物語のなかに11回あらわれることば・ある話の主役の題材
台に二本の柱を立て横木を渡し、帷子と呼ぶ布を垂らした、平安貴族の住まいで用いた移動式の間仕切り。
ことばの由来
小さな台や脇息をさす「几」に、垂れ布を意味する「帳」を重ねた語とされる。台に布を掛けて空間を区切る調度の形をそのまま名としたと説明されることが多い。
[参考文献]川本重雄 『寝殿造の空間と儀式』中央公論美術出版/小泉和子 『室内と家具の歴史』中央公論新社
この語が息づく話
※ 語の読みは本文の振り仮名から、登場話は本文から機械的に集めています。定義・由来は出典を確かめたうえでそえています。